4. 核融合炉用先進材料バナジウム合金の試験片製作と評価実験
担当教員
長坂琢也、田中照也
「材料を制するものは技術を制す」といわれます。核融合工学においても、核融合炉の過酷環境に耐える強靭な新材料の開発は、核融合発電を実現する鍵となります。この課題では、核融合炉用に開発がすすめられているバナジウム合金を実際に取り扱います。ご自身で合金の加工、熱処理を行い、試験片を作製していただきます。そして、強度評価実験のひとつとして、硬さ試験を体験していただきます。金属材料の加工硬化と熱処理による回復を理解するために、材料理論の基礎を学んでいただきます。
核融合炉用バナジウム合金の50 g溶解ボタン