11. Python言語を使ったイメージングデータ解析入門
担当教員
大舘暁、武村勇輝、成嶋吉朗
Python 言語は、科学技術計算のためのライブラリが充実しているため、ビッグデータの解析、機械学習などの用途に広く使われている。核融合研究においても多くのユーザーが存在し、Python言語を理解しておけば世界中どこの研究所においてもデータ解析を行うことができるといっても過言ではない。今回の体験入学では核融合プラズマで観測される2次元揺動データの解析をPython 言語を使って行うことでPython言語の実習を行う。2次元イメージングによる揺動測定は、きわめて複雑な現象であることが多い核融合プラズマの揺動を理解しやすい形で計測できるという大きなメリットがある。時系列データから揺動成分を切り出す手法と、揺動の空間構造がどの様に2次元の動画像として観測されるかということを調べる技法が主として必要な技法であり、本実習ではLHDの実際のデータを使ってこの種の解析をどう行うかについて実習する。
昨年度の課題の様子