9. 核融合プラズマと壁の相互作用基礎実験
担当教員
廣岡慶彦、芦川直子
将来の核融合発電炉では、D(重水素)-T(トリチウム)核融合反応で生成した中性子照射によって壁材料が放射化します。最近、この放射化を抑制する新しい材料が開発されましたが、これら新材料と核融合プラズマとの相互作用(PWI)は、全く未知の研究分野と言えます。本課題では、研究所担当教官と低放射化合金のプラズマ照射実験を行い、PWI挙動の観測や照射後表面の分析などの研究体験をしてもらいます。また、総研大の外国人大学院生も本課題研究に参加しますので、実験室でのコミュニケーションは英語が中心で疑似留学体験にもなります。
実験の様子
発表風景
集合写真