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体験入学の案内

 

8. 核融合炉用先進材料の強度試験

担当教員 長坂琢也

核融合炉構造材料では、いくつかの制約からアルミ、ニッケル、モリブデン、ニオブ、コバルトといった従来の耐熱鋼や超合金に含まれている元素が使用できません。
よって、これらを含まない全く新しい材料を開発する必要があります。
この課題では、核融合炉用新素材として注目されている金属バナジウムと、これを強化したバナジウム合金を実際に使用して、自分で加工、熱処理し、強度試験を行います。材料の研究で最も重要なモノづくりを体験し、最先端の試験装置に触れながら、金属の変形や強化の基本的なメカニズムを学んでいただきます。

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高温強度試験機にバナジウム合金の試料を取り付けているところ他に、
合金の加工、熱処理、研磨、エッチング、電子顕微鏡観察など、材料研究者に必要な基礎技術を一通り体験していただきます。