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8.LHDプラズマで生じる揺らぎの時系列データ解析

担当教員 武村勇輝、渡邊清政、鈴木康浩

核融合プラズマではプラズマを構成する荷電粒子の集団的な振る舞いに由来した揺らぎの成長(電磁流体力学的不安定性、MHD不安定性)が発生し、プラズマの閉じ込め性能が急激に劣化することがあります。MHD不安定性の特徴を理解するために、プラズマ中の密度や温度の揺らぎやプラズマ外での磁場の揺らぎを計測することに加え、それら揺動信号の時系列データ解析が行われます。本課題では、LHDプラズマで観測されるMHD不安定性を対象に揺動解析手法を習得します。具体的には、最も基本的なフーリエ解析からウェーブレット解析などの発展的な解析手法を学び、解析ツールをプログラミングにより実装します。