2. 放射線計測技術を用いたプラズマ中における高エネルギー粒子の閉じ込め研究
担当教員
小川国大、磯部光孝
将来の核融合炉においては、核融合反応によって生成される高エネルギーのアルファ粒子によって超高温プラズマが維持されます。そのため、高エネルギー粒子のよい閉じ込めは、核融合発電の実現に必須の条件といえます。大型ヘリカル装置では、中性粒子ビーム入射加熱等により生成される高エネルギー粒子の振る舞いを理解することで、核燃焼プラズマにおけるアルファ粒子の閉じ込めを予測する研究が行われております。本課題では、講義及び実習を通して、核融合プラズマ実験における高エネルギー粒子閉じ込め研究に使用されている放射線計測技術について学習します。
検出器の信号をオシロスコープで確認している様子