本学では、コースにおける最先端研究者による高い専門性の育成をめざした専門教育プログラムのほか、研究者としての幅広い視野の養成をめざした各種研修プログラムが用意されています。ここにそのいくつかを紹介します。
フレッシュマン・コース (4月上旬)
入学式の直後に開かれ、総研大の目指すところを伝え、充実した学生生活への指針を与え、5年間を実り多いものとするための学長、先輩研究者からの講話、学術院オリエンテーション講義、集中特別講義等が行われます。また、この期間での新入生間、教職員との交流によるガイダンスやネットワーク形成の一助ともなります。
国際教育プログラム
総研大の教育理念の一つである国際科学教育の一環として、このプログラムは国際的な志願者にシンポジウムとセミナーを提供します。一例として、「総研大アジア冬の学校」では、核融合エネルギー開発に関心のあるアジア諸国の学生や若い科学者を対象に、講義や演習を提供しています。
SOKENDAI研究派遣プログラム (随時)
世界の最先端の研究現場において、多くの優れた研究者に触れながら高い専門性と国際的な視野を身に付け、広く世界で活躍できる研究者の育成を目指した事業です。本学学生がこのような国際共同研究活動に参加できるよう、2~12週間程度の海外派遣に対して、公募により支援を行なうものです。全学で年間十数件程度の採択実績があります。