2. 電子ビームイオントラップを用いた多価イオン分光実験
担当教員
坂上裕之、村上泉、加藤太治
核融合炉材料が炉壁から高温プラズマに混入して生成されるであろう、高電離多価イオンの発光線スペクトルデータが、いま世界中で盛んに研究されています。 本課題では、電子ビームイオントラップ(CoBIT)という特殊な装置を用いて、核融合プラズマにかかわる元素、とくにタングステンの多価イオンを生成・トラップし、電子 ビームとの衝突による多価イオンからの発光線スペクトルを測定します。また、測定した発光線スペクトルを多価イオン原子過程モデルを用いて分析します。
実験中の様子
ポスター発表