13. イメージングデータ解析入門
担当教員
大舘暁、武村勇輝
二次元イメージングによる揺動測定は、きわめて複雑な現象であることが多い核融合プラズマの揺動を理解しやすい形で計測できるという大きなメリットがあります。しかしながら、プラズマからの放射を利用する計測の場合、プラズマから体積発光している複雑な動画像から必要な情報を抽出する技法が必要です。時系列データから揺動成分を切り出す手法と、揺動の空間構造がどの様に二次元の動画像として観測されるかということを調べる技法が主として必要な技法であり、本実習ではLHDの実際のデータを使ってこの種の解析をどう行うかについて実習を行います。
大型ヘリカル装置のι= 0.5の有理面にm/n = 4/2 のモード数を持った揺動が成長した様子を示す。
体積発光するこの種の構造をイメージング計測で解析を行う実習を行う。