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4. 電子サイクロトロン波加熱のためのミリ波帯部品の特性評価

担当教員 牧野良平、吉村泰夫、神尾修治、斎藤健二

LHDのプラズマを加熱する手段の一つに電子サイクロトロン波加熱があります。電子サイクロトロン波は波長が数ミリメートルの電磁波で、LHDで使用されている周波数は77~154ギガヘルツです。電子サイクロトロン波電力の伝送には中空の導波管を用いますが、電力伝送路には導波管の他にも、電力測定器、偏波を設定するための偏波器や偏波測定器など、様々なミリ波帯部品が使用されています。今回の実習では、LHDで実際に使われている、もしくは新たに開発中のミリ波帯部品についてその特性評価を行います。

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電子サイクロトロン共鳴加熱のための入射ミリ波モニター

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入射ミリ波モニターの特性評価実験の様子