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6. 計測した揺らぎの信号処理とプラズマ性能劣化の予測

担当教員 武村勇輝、渡邊清政

核融合プラズマではプラズマを構成する荷電粒子の集団的な振る舞いに由来した揺らぎの成長が発生し、プラズマ性能が急激に劣化することがあります。性能劣化を予測し、回避するためには、性能劣化に関連する揺らぎを検知することが重要ですが、実際に計測するプラズマ中の密度や温度の揺らぎやプラズマ外での磁場の揺らぎは様々な要因により生じる揺らぎを含んでいます。本課題では、信号処理により性能劣化に関連する揺らぎを抽出することを目指して、最も基本的かつ重要なフーリエ解析などの信号処理を学習し、解析ツールをプログラミング言語Pythonにより一から実装し、LHDプラズマでの計測信号を実際に解析します。プログラミングは基礎から説明するので、プログラミング経験の有無は問いません。

計測した揺らぎの信号処理と プラズマ性能劣化の予測